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2015年1月4日日曜日

グローバルビジネスネットワークの社員からの発信ミャンマーとの国境ダウェーのインフラ整備状況

昨日まではタイの不動産のお話を中心に発信して参りましたが、今年末にASEANが統合されます。
ASEANが統合されれば、加盟国の間で関税、投資、人の流れが自由化になります。加盟国内では、人口は6億4000万人(2015年予測)になる。EU27カ国が5億3000万人、米国、カナダ、メキシコが参加する北米自由貿易協定(NAFTA)で4億5000万人と比較しても大きな人口を持つことになる。この大きな人口を持った地域がこれから著しい経済発展をして行きます。
しかも、このASEANの統合は、非関税貿易の撤廃や投資の自由化という観点では、いま話題になっている経済連携協定(EPA)や自由貿易協定(FTA)と言った経済連合と比べて、よりタイトな経済連携を行える。ここにASEANはアジア最大級の経済圏が生まれるということになる。 (引用:アジアビジネスオンライン)


その中で昨今、話題のミャンマー、とタイの国境にあたるダウェーからバンコクを結ぶ回廊に状況を写真を交えてご案内しましょう! (写真は2013年の状況の為若干現在とは異なるところもございます)
ミャンマーのダウェーは深海港の開発が進められています。ここの整備とバンコクへの道路整備が完了すれば、東南アジアの物流は大きく変化が現れる事になると考えられているからです。

そしてバンコク、ダウェー間が陸路国境も開通する予定と聞き、その現状の報告です。
その国境の町は、タイのプーナムロン付近です。(「泰緬鉄道」「戦場にかける橋」で有名なカンチャナブリーよりもまだ西です)

ミャンマーの民主化による開国でもタイ、ミャンマー間は陸路での移動は制限があり、外国人はまだ陸路入国がでした。

その第一号開通がダウェー、バンコク間を結ぶ東西回廊になるのです。
バンコク市内から車で約3時間半から4時間程度で、ミャンマーまでの国境に至るのですが、道路の拡張工事や、新たにつながる高速道路の工事などが進んでいる様子です。カンチャンナブリーのプーナムロン付近です。


タイ不動産

カンチャナブリー県がミャンマーと国境を接するわけですが、国境へ向かう道は、現在拡張工事の真っただ中です。

国境を超え約80kmに存在する港町がダウェー。
タイ不動産タイ不動産









国境の様子です。
ここは国境というより国境から数約メートル前にある最後の検問所です。

外国人はここまでしか立ち入りが許されません。通過できるのは地元を生活圏とるす人達と、工事関係者のみ。

国境周辺には、建設用のヤードや、現場事務所、開発展示室などが出来上がり、本格的と言わないまでも計画が進みつつあるのが実感できます。

タイ不動産タイ不動産 現場の事務所と国境検問所の警備の皆さん。












ダウェー港とタイを結ぶ計画のパネルが展示されていました。

ミャンマー側の工事の方がかなり進んでいる様子で、イミグレーションの規模もそこそこのレベルです。

計画図ではちょうど香港と中国の国境のような感じです。
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今年末にはASEAN共同体が発足し、それに先だっての国境開通になりますので、テスト的な物流が始まりどんなビジネスが派生するかが楽しみです。
おそらく国境周辺はまだまだ地価上昇が進むことが考えられます。





最後の3枚の画像は、ダウェーへ向かうタイ側の国境、最後にある食堂と売店。

流石にこのあたりプーナムロンの住民はミャンマー語、タイ語の両方が通じました。
このルートは第二次世界大戦中に日本軍が泰緬鉄道(ていめんてつどう)という軍用鉄道路の建設で使用した付近でもあります。

ダウェーへ抜けていたわけではありませんが、タイとビルマ(ミャンマー)を結んでいた鉄道で、旧日本陸軍によって建設・運行されましたが、戦後連合国軍によって部分的に撤去されました。日本軍の公式名称は泰緬連接鉄道。
戦後まもなくタイ、ミャンマー間の国境は閉鎖されましたので、陸路での開通はある意味では歴史的な開通になると考えられます。

余談ですが…
※近くにはプーナムロン(Pooklon Punamu Ron)という温泉があり、140度の源泉が噴出している温泉で、カルシウム分の多く含まれる泥をパックするマッド・スパが人気らしいです。

今の東南アジア諸国が注目されているのはこの大きなプロジェクトが進行されているからです。是非ASEAN統合前にアジアに進出してみませんか??




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